Vol.142 夏の浜辺に現れるビーチハウスという天国
The Canvas Hayama Parkから浮き輪を片手に小径を行けば
眼前には相模湾を一望する大浜海岸が雄大に広がる。
海風に耐える黒松林が葉山公園からは遠く江の島や伊豆半島が霞のように浮かぶ。
渚では楽しげな歓声がそこかしこで上がっている。
くるぶしに寄せる波は思いのほか冷たい。
焼ける砂浜の果てに涼しげに佇む
オアシスのようなビーチハウスがありがたい。
かつては海の家といえば簡易な小屋に小上がり的座敷で休息をとる純和風な趣しかなかったが、
今は「ビーチハウス」というおしゃれな名前で愛される。
ウッドデッキをしつらえた店構えや竹の資材を効果的に利用したエキゾチックな造りはひと夏だけでは勿体ない存在感である。
「TST葉山ビーチハウス」は地元住民にも愛される大浜海岸にただ一店の憩いのビーチハウスである。
少し砂を盛り上げて建っているから広く敷いたウッドデッキからは海が俯瞰で望め実に気持ちいい。
目前の浜はジェットスキー航行も可能で「TST」では個人のジェットスキーを年間預かりして毎夏、オーナーの利用に即応している。
海上の運営は常に安心、安全を心がけている。
一色海岸には個性豊かな海の家が並ぶ。
「UMIGOYA」は葉山の夏の拠点としてファンの多いビーチハウスである。
沈む夕日を眺めて冷えたグラスを傾ければ素朴ながら心落ち着くオーシャンビューの特等席にいつまでも座っていたくなる。
傍らのスペースにはピアノがあり日曜日には飛び入りの生演奏やワールドミュージックなどを楽しめる。
ビーチハウスは実に贅沢な極上のリゾートライフを演出し、知り合い、友人の境を取り払う。波音と笑いが絶えることはない。
夕刻まで波とたわむれた幸せな一日にやがて熱帯夜の帳が下りる。
ビーチハウスの再開は夏を、海を、アクティビティーを愛する人々の生きていく喜びに違いなく、葉山のビーチカルチャーをさらにけん引してその絆が堅結びされる。
その情熱はたびたびの混迷を超えて永遠の夏をまた新しくしている。
今年こそThe Canvas Hayama Parkから歩いて3分の海岸のオアシスで
ひと夏の幸せを満喫してほしいものである。
Yoshifumi.
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《The Canvas Hayama Park》
神奈川県三浦郡葉山町下山口1969
info@thecanvashotel.jp
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「暮らすように滞在する」五感で楽しむ葉山
The Canvas Hayama Park
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