「○○食堂」という懐かしい響きが気になっていた
葉山の美味しいお店をご紹介しよう。

葉山一色の丘の上に暖かな佇まいで建つ人気の食堂「ひより食堂」は
一見山小屋風の店舗に可愛い暖簾が揺れている。

店先の「やってます！」の看板と昔ながらのやかんが
親しみ100％でお出迎えだ。



表のガラス戸にはやはりやかんの個性的な
イラストが楽しく踊る。

古民家をリノベした、こじんまりとした店内には
カウンターとテーブル、奥に小上がりがある。

厨房ではご主人愛用の調理器具が出番を待ち、
ピカピカと輝いている。



注文したのはマグロの竜田揚げランチ。
配膳盆に並ぶのは身体にやさしい野菜のお惣菜が二種、
具だくさんのお味噌汁、お漬物、光る白いご飯。

外はこんがり、中はさくふわのマグロの旨味に
ご飯がすすむ。



小鉢のお惣菜もそれぞれ素材のキャラが
生きていて丁寧に味付けされている。まさにお母さんの手料理だ。

秋風のそよぐ中ひより食堂のランチは温かな小春日和でした。



その名もずばり「葉山食堂」。一色の大通りにある
素朴で欧風ムード漂うお店はホテル出身のシェフが腕を振るうカジュアルな本格洋食のお店。

素敵な外観はシンプルでドイツのカンティーナといった風情だ。
高い天井の店内は洋食にこだわった店主の設えが楽しい。

きっとクリスマスにはぴったりの雰囲気だ。



三浦野菜や葉山牛を使用したランチは人気の
ハンバーグやローストビーフ丼など自慢のメニューが
並ぶ。今日はチキンストロガノフをいただいた。

まったりと口に広がる酸味あふれる
ソースはサワークリームがたっぷりな味わいだ。

なんともなつかしい風味に私は子供のころの
昭和の美味しさを思い出した。



いろどりのゼブラインゲンもしっかり豆の味を主張する。
デザートの柿の羊羹もとろけるような味と触感で感激だ。

部屋の梁が教会のような店内でいただく美味しさに
思わず神に感謝した。次は絶対ハンバーグに決めた。



お話では最近は遠方の魚港へ出向く
以外にも地元葉山の町中で漁師さんが朝，揚げたて
の海産物を販売していてありがたいと話していた。

それだけ鮮度抜群の葉山近海直送の素材がメニューに
並ぶわけで美味しいはずである。

三浦半島の野菜も色とりどりの根菜やさまざまなサラダ葉野菜
がシェフたちの創作意欲を掻き立てているようだ。

横丁の大衆食堂、デパートの大食堂と庶民のおなかを
満たしてきた文化の象徴として「食堂」は幸せを約束する
自分だけの町グルメ。。


爽やかな晩秋の葉山で「食堂」の味を満喫してはいかかだろう。


ひより食堂
神奈川県三浦郡葉山町一色　983
046-876-2337

葉山食堂
神奈川県三浦郡葉山町一色1758-8
046-876-3272

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Yoshifumi.
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神奈川県三浦郡葉山町下山口1969
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