そこには
海があり山がある。
気が付かない間に季節は廻り
世の中の動きとは離れ流れる川の
向こうを緩やかなピッチで過ぎる葉山時間。



ヴィラの滞在は優しい気持ちになる。
空は葡萄色に染まり織物のような雲が流れる。
花は香り海への散歩へと私たちを誘って
小径では極彩色の爛漫に歓迎される



水温む春もたけなわ。
私たちは渚に遊び風に戯れる
葉山は日本のふるさと。
肩の力を抜きすこし歩幅を取り
ちょっと遠くまで歩く
あのお魚の美味しいお店まで。


波に揺られて風に向かって
背伸びして見る、白い灯台。
明日もあさっても静かな情景
今年も来年も穏やかな入り江
水平線のシルエットを瞼に記憶して
またここに来ようと思うのだ。

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「暮らすように滞在する」五感で楽しむ葉山
The Canvas Hayama Park



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