西欧では、バレンタインに限らずチョコレートを贈る習慣がある。

季節を問わず美味しいチョコを想いの男性に、または女性に

愛のかたちとして手渡す麗しい習慣である。

葉山の一色エリアにある「Nicolas and Herbs（二コラ＆ハーブ）」は、

驚きの一品でチョコファンを魅了するショコラトゥリ―だ。



シェフ・パティシエ・ショコラティエの二コラ・モローさんは

フランスのリヨン生まれ。


厳しい競争率のフランス国立職業訓練校　AFPAの出身である。

星付きのレストランで修業を続け、2000年

若い頃から写真で見ていた日本に憧れて来日。

「横浜シェラトン」、「アンリシャルパンティエ」に勤務。

続いて、銀座の有名菓子店で自らの名前のお店を開く。

この頃、ニコラさんの名前はチョコ愛好家の間で大きな評判となったのだ。



その後、7年前に奥様のご実家である葉山に移り、

ここ一色にお店をオープン。2020年2月2日で、２周年を迎えるそうだ。


「二コラ＆ハーブ」の名の通り、自宅のガーデンで栽培・収穫した

瑞々しいハーブを使い、チョコレートにも個性的な香りと色あいを与えている。

ローズマリーだけで10種類もあるが、使うのは一種類だけという
こだわりだ。



ニコラさんが生まれ育ったリヨンの実家にも菜園やハーブガーデンがあり、

料理上手なお母さんを手伝って学んだという。


葉山の気候風土は、よく言えば南仏のそれと似ている。
地元野菜やお肉、魚の美味しさは、ニコラさんの創作意欲をかきたてるようだ。




今回、新たに発表された「ジンジャーチョコレート、ジンジャーフィナンシェ」は商工会からの食材提供をきっかけに生まれた。

知る人ぞ知る名産品「葉山ショウガ」をふんだんに使用しているのだ。

甘いなかにも、きりっと香る大人の味に仕上がっている。

二コラさんは

「こんなに香りと風味の強い美味しいショウガは、葉山特産ならでは。

チョコレートになってもジンジャーを主張します。」

と絶賛する。

また、コク深い甘味には「石井養蜂場」選りすぐりの蜂蜜をふんだんに使っている。


生産者と職人を結ぶ人たちが、新たな特産品を生み出しているとも言えるだろう。




ニコラさんのチョコレートは珠玉のアートであり、

そのビジュアルにも圧倒される。

半球やハートの香り豊かなコーティングの

光沢と目も覚めるような彩色は、

人の手で作られたとは思えない精緻な仕上がりである。



読者の皆さんは、ご存知だろうか。

「人生はチョコレートの箱のような物。

開けてみないと中身はわからない」

と、映画「フォレストガンプ」で語られているのだ。

あらゆる場面で、チョコレートは人を甘い笑顔に変える。

人生に例えられたチョコレートの様々な色と形は、

思いがけない味や香りと出会う素敵な驚きを秘めて

いる。

今年のバレンタインデーは心も身体も温まりそうな

ジンジャーチョコをプレゼントにいかがだろうか？


葉山の一棟貸しヴィラThe Canvas Hayama Parkからは、車で5分ほどの距離。

ニコラ＆ハーブで買ったチョコレートを、
暖かなヴィラの中でゆっくりと頂くのもよし。

チェックアウトした日の帰りに立ち寄って、
お家で帰りを待つ大切な人へのお土産にするのもよし。

葉山旅を彩る、特別な食べ物の1つになるにちがいない。

Happy Valentine’s Day

Yoshifumi,


《Nicolas&Herbs（ニコラアンドハーブ葉山本店）》
住所：神奈川県三浦郡葉山町一色1723-1
営業時間：10:00〜19:00
TEL：046-845-9833
公式ホームページ：http://nicolasandherbs.com/


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