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Vol.147 葉山の秋に染み入るモノクロームなアート

The Canvas Hayama Parkからお散歩圏内に心に響く芸術のスポットがある。

今回は秋深い葉山でシュールな芸術に浸ってみよう。

神奈川県立近代美術館(葉山館)では「マンレイと女性たち」展を開催中である。

美術館庭

20世紀を代表する芸術家、ダダイストでシュールレアリストのマンレイは
ソラリゼーションや空に浮かぶ巨大な唇の作品が有名だが写真家としての作品はもちろん、
絵画、オブジェ、版画、彫刻、ファッション写真と幅広い制作活動には驚くばかりである。

詩人、写真家、ダンサー、画家、デザイナージャンルを問わない交友関係がもたらす表現の多様性、
特に多くの女性から深い影響を受け豊かな芸術人生であったことが伺える。

美術館全景

美術展壁面にはこの上ない異空間とメッセージが並び、観ている者を非日常に誘い込む。

写真家であるため膨大な作品のポートレートに写るのは
マルセルデュシャン、ピカソ、ダリ、ココシャネル、ジャンコクトーといった歴史的芸術家たちだ。

またとはないこの美術展を是非ご覧いただきたいものだ。

一色海岸

美術館からの帰り道は一色海岸に下り、浜辺を散歩した。
波が洗うシーグラスが小さなオブジェのように見えた。

私は拾うこともなくアートな余韻に浸っていたのだったが。

玄関

The Canvas Hayama Parkはミッドセンチュリーモダンのインテリアをコンセプトに色使いをほどよく抑えたシックな設えのヴィラである。

やや無機質とも言える部屋のありようは普段暮らす一般的な住環境からはかけ離れたものである。

階段

淡い配色の壁や冷たい感触の螺旋階段。

必要な物以外を極力そぎ落としたシンプルな空間である。

しかしこの非日常的な色とかたちの組み合わせはThe Canvas Hayama Parkの大切なテイストである。

暁ソファ

レトロフューチャーともいえる趣が楽しくもありなぜか心落ち着いて、そこにいる時間が主役になる。

テラスの向こうで揺れている緑がただ華やかで気持ちを癒してくれる。

そしてモノトーンの部屋に置かれる花、調理される野菜たち、そしてなにより家族の声がきらきらと耳に届く。

余計な物が消えた静かな滞在に私たちが帰るべきゆとりある時代が蘇るようである。

雲海リビング

リベラルなアートに触れ文字通り白いキャンバスのような部屋で人生を描くように滞在する。

富士が白く装う晩秋に決して華美ではないが心の琴線に触れる葉山の非日常は一番の勧めである。


★神奈川県立近代美術館 葉山★
240-0111神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1


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ご予約は公式HPより。
Yoshifumi.
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《The Canvas Hayama Park》
神奈川県三浦郡葉山町下山口1969
info@thecanvashotel.jp


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「暮らすように滞在する」五感で楽しむ葉山
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