The Canvas Hayama Parkから徒歩3分の葉山公園は浜を見下ろすように芝生の広場が伸びて、中央の六角形のガゼボに人々が憩う。

赤い屋根と白い柱が古き良き時代の趣で、
もうながい間、ここから潮の満ち引きを見つめているのだ。

水平線の果て左手にははるかに伊豆大島の島影がゆれている。

眼前の大浜海岸は打ち捨てられたプラスチックのかけらもない静謐な面持ちを纏っている。

何億回と流れつき海水で紡がれた砂と石と流木の敷物が足裏に心地よい。



臨御橋を渡り小磯の鼻で相模湾のパノラマを見よう。

海に浮かぶ芝生の丘は葉山御用邸の文字通り鼻先にあり、皇室とも縁の深いスポットとして訪れる人は多い。

見下ろす一色海岸はしおさい公園の深い緑に抱かれて美しい浜が弓なりに続く。

空気が澄み冷気が肌を刺すようになると湘南の象徴ともいえる
あの江の島のシルエットがほっとするような可愛らしさで浮かび上がる。

背景には思いのほか大きく天をつく富士がまだその黒々とした切っ先を雲の上にのぞかせている。



砂に足跡を残すこと15分も行けば海岸の突き当りで県道に出る。

県道207の海岸線、三ヶ下のバス停から徒歩数分にある
レストラン「TRATTORIA PIZZERIA　207」は三階建ての真っ白な外観が青空に映える。



晴れた日には紺碧の相模湾が一望できる。

眼前の一色海岸は西からの入日を受けきらきらと輝いて流れるラメ糸のように美しい。

外階段を上がり扉を開けると、ピザ窯のタイルやテーブルクロスのコーデが可愛らしく南欧のムードが漂う。

テラス席は波音と風を集めてとても気持ちよい。

オープンキッチンとピザ窯を前にカウンター席では料理の様子が間近に楽しめる。

自慢のピザ「マルゲリータ」や「フルッティーディマーレ」は本場のピザ窯職人が作ったピザ窯で焼きあげ「コル二チョーネ」（縁）まであっという間に完食してしまう。

他にも地元の食材をふんだんに使った料理は気取らず美味しいと人気が高い。



今日はチーズをトッピングしない「マリナーラ」を注文した。
トマトソースオレガノ、ニンニク、オリーブオイルのシンプルなピザはあっという間に焼きあがった。

手際よくピザパドルでサービスされた「マリナーラ」はとても美味しいナポレターナであった。

マリナーラ「船乗りの」という名のように海を見下ろすこのお店は航海する船のように葉山の旅路を楽しいものにしてくれるはずだ。

お腹を満たした後はThe Canvas Hayama Parkに錨を下ろしくつろぎの時を楽しもう。

■今回ご紹介したお店

＊＊TRATTORIA　PIZZERIA207＊＊
https://www.instagram.com/hayama207/
Addres：神奈川県三浦郡葉山町一色2389-6
TEL：050-5890-7759
Open Hour：
【weekday】lunch 12:00⁡-15:00 / dinner 17:30-21:00
【weekend】12:00-21:00
※水曜定休日

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ご予約は公式HPより。
Yoshifumi.
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《The Canvas Hayama Park》
神奈川県三浦郡葉山町下山口1969
info@thecanvashotel.jp


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「暮らすように滞在する」五感で楽しむ葉山
The Canvas Hayama Park
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