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vol.11 旅先のコインランドリー( Glanz )

コインランドリー。
なぜか引き寄せられる。旅先で見つけると、大した必要性もないのに無償に行きたくなる。
あの、独特な熱を帯びた空気と、がらんがらんと音を立てて回るドラムの振動(たまに誰かのジッパーや何かがすごい音を立てていることもある。)、
見知らぬ人が少し離れたベンチでめくる雑誌のページの音や、小さく歌う鼻歌。
ああ、あれはあそこの島で行ったランドリーだな、とか、旅先の思い出と直結することがある。

映画やドラマでも、コインランドリーでのワンシーンが、なぜだかとても記憶に残っていたりする。
映画のヒロインが人気のないコインランドリーに座り込み、洗濯が終わるのを待つ間、無造作に洗濯ドラムの上に腰掛けて本を読んだり、
時には膝を抱えて号泣したり。たまに、新しい出会いがそこであったり。
いわば、それほど特別な場所ではないはずなのに、えらく画になる場所なのだと思う。
銭湯の脇でも、小さなアパートの隣でも、大都会の裏路地でも、前を通りかかるとふと、心惹かれる風情をそれぞれが醸し出している。

昨年、葉山にもコインランドリーが一つできた。
一見、コインランドリーには見えない外観。店内には真っ赤な大型のドラムとクリームイエローの中型の洗濯機。
中には思わず手に取りたくなる雑誌がずらりと用意されている。
駐車場もお店の前にあるので、地元の人も急な大物の洗濯や、雨が続いた時に気軽に利用をしている。
夜遅くまで利用できるので、これまた便利。(23:00まで入店可能。24:00クローズ。)
遅く起きたお休みの日に、溜まってしまった洗濯物を抱えてランドリーへ行き、待っている間にお向かいの老舗パン屋さん・ボンジュールの美味しいバケットと、
お隣のグロッサリー・タントテンポでスライスしてもらった生ハムとオリーブを買って、即席だけど贅沢なサンドイッチを作って、ランドリーのベンチで待つ時間は
何とも映画のワンシーンの様!

グランツ葉山」は、The Canvas Hayama Parkから車で約5分。
少し長めの滞在をしつつ、のんびりと葉山のローカルに溶け込む。
まるで暮らしている様な時間。それが、何よりの非日常の時間かもしれない。

Spending local time with nice launderette !
nahoko,