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Vol.117 郷土愛が育む美味しい和牛、石井ファーム「葉山マルシェ」

The Canvas Hayama Parkから車で10分。
葉山にまた一つ美味しいスポットが生まれた。

畜産農家、石井農場9代目を継ぐ石井裕一さんがが開いた
「葉山マルシェ」は、石井牧場直営の加工販売所であり、葉山牛とデリカのお店である。

県道から緑豊かな山間の道を入ると、青々と育つトウモロコシや
収穫間近の野菜畑の向こうに、素敵でモダンな店舗が現れる。

石井ファームの畑。青々とした葉が生えている。間山マルシェのロゴ。緑色の丸いロゴ。上半分には牛や野菜のデザインが、下半分には英語で葉山マルシェと書かれている。

石井ファームでは約70頭の牛を肥育している。
神奈川県ブランドの「葉山牛」と同じ環境で育った、石井ファームオリジナルブランド「葉山石井牛」。

無菌状態のおがくずで清潔な牛舎で育つ牛は
鼻輪をかけず、角を切らず極力牛にストレスを与えないようにしている。

また薪釜で炊いた米に、おからや穀物を十種類以上ブレンドした
オリジナルのエサ「エコフィード」で肥育している。
これには乳酸菌をブレンドし、牛の腸内環境を整えている。

石井ファームは2017年に神奈川県初の農場HACCP認証を取得、安心安全な牛肉を提供する。
絶妙のバランスを持つ霜降りの牛肉葉山牛は、幻の牛肉といわれる。

日本食肉格付協会で審査される上位5番と4番に格付けされ
出荷されたもののみが葉山牛であり、年間160頭、ひと月約13頭しか市場に出ないからである。

三浦半島で生産された黒毛和牛のうち
優秀な和牛の血統を選択して育てた極上の和牛である。

葉山マルシェの牛肉。スライスされたお肉は赤く新鮮で、細かく霜降りが入っている。葉山マルシェの野菜。玉ねぎ、きゅうり、とまとにかぼちゃ。色とりどりの野菜が並ぶ。

商品は脂身の少ない葉山石井牛、神奈川県産の豚肉、鶏肉。
石井ファームと地元農家直送の地場野菜。焼肉や唐揚げ弁当、味に間違いない総菜など。
珍しい出し巻サンドも美味しい。棚に並ぶ石井養蜂場のはちみつは琥珀色美しく宝石の輝きだ。

葉山マルシェの作りたて総菜。塩レモンのの唐揚げがパックに詰められて並ぶ。

「葉山マルシェ」は車の騒音から離れた葉山町上山口の里山に佇み、
静かな緑の中、テラスや軒先で料理を楽しむことができる。

白い看板に人の絵が2人、その間に牛の絵が描かれている。絵の下には、ソーシャルディスタンスとかけてモーシャルディスタンスの文字が見える。

葉山マルシェのエコバック。布製のトートバックの真ん中に、ロゴがプリントされている。

葉山の有名レストランで総料理長を務めたフレンチの達人、小林聡史さんは
生産者石井さんの想いに寄り添い、その構想に賛同、勤務先を辞めて牧場で働いた。

現在、石井牧場の豊富な食材を使用し、厨房で腕をふるう。
予約制のディナーやデリバリーも構想中だ。

葉山マルシェスタッフのお2人。左が石井さん、右が小林さん。

牧場主で和牛を育てているイメージとは違う
細身で穏やかな石井さんが「葉山マルシェ」にかける想いを話してくれた。

「ただ‘さし‘の入った和牛ではなく脂身と赤身のバランスが大切。
ホルスタインと黒毛和牛をかけ合わせる工夫もしています。」

料理長小林さんと一緒に美味しさの追求を熱く語る。

暑く蒸しかえる夏は、とろけるような舌ざわりの葉山牛で元気をもらおう。
山里の清い風がそよぐ中食べた、葉山牛カレーは爽やかな辛さに、ほろほろの牛肉が口で溶けた。

葉山マルシェ
住所:神奈川県三浦郡葉山町上山口954-1
電話番号:046-854-4629
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日(その他不定休)
公式ホームページ:https://hayama-marche.com/

Hayama Marche is a farm where you can buy Hayama beef and the freshness and vegetables that melt.
yoshifumi,


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「暮らすように滞在する」五感で楽しむ葉山
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