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Vol.39 15分で訪れた、素朴な絶景。神奈川県立近代美術館

先日、葉山近代美術館を訪れた。
※正式名称:神奈川県立近代美術館葉山館

正確には、葉山近代美術館の目の前にあるバス停から
バスに乗ろうと思って、バス停にいた。

次のバスまで、あと15分。
展示を見るほどの時間はない。

でも、以前から葉山に住んでいる方に
「葉山近代美術館には、絶景ポイントがあるんだよ」と
言われていて、とても気になっていた。

15分で、絶景を見つけて戻ってこれるかな?
そもそも、絶景って何が見られるんだろう?

とちょっと心配になったけれど、
せっかく近くまで来たし、探検してみることにした。

葉山美術館入口のオブジェの写真です。

早速、入口で可愛らしいオブジェのお出迎え。
夏日の真っ青な空の下で、緑の絨毯に白いオブジェがよく生えている。

ほっこりしながら、先へ進む。
果たして絶景ポイントはあるのかな?

葉山美術館の散策路入口の写真です。散策路と展望台の看板が出ています

美術館の建物の向こうに、木々と海が少しだけ覗いている。
こっちかなと歩いてみると、散策路の標識があった。
やっぱり方向はあっていそうだ。

葉山美術館のカフェ(レストラン) オランジュ・ブルー。ガラス張りの窓から見る海は絶景。

しばらくすると、ガラス張りのレストランを発見。
みんな窓の外の景色を眺めている。
時間があったら、私もあそこでお茶を飲みたい。
窓の外からはどんな景色が見えるんだろう。

葉山美術館散策路から見る、海。緑と青がよく映えています

カフェを背中に、散策路を進んでいくと
目の前にぱぁっと海が広がった。
方向的に海が見えるのは分かっていたけれど、
思った以上に開けた視界で、一人だったのに「海だー!」と言いたくなってしまった。

地元の少年たちが、はしゃいで写真を撮っている。

葉山美術館散策路にある東屋。こぢんまりとしているが、太陽の日差しを避けながら海を眺められる憩いの場。

散策路にはこぢんまりとした東屋もあって、
日差しをさけながら海を眺められるようになっている。

太陽が海の表面できらめいているのが、夏らしくて素敵。

バスの時間を思い出して、海に後ろ髪をひかれつつ
散策路を進む。

葉山美術館、散策路で見つけたオブジェ。おそらくボートの基盤ではないかと思われた。

こんな形のオブジェがいくつかおいてあった。
最初は分からなかったけれど、もしかするとボートの基盤なのかもしれない。
所々に釘が出ているし、形も似ている。
だとしたら、葉山らしいオブジェで面白いなあ。

葉山美術館、散策路で見つけたオブジェ。大きくて丸い形をしている。
進む道でオブジェが出迎えてくれるから、散策路を通るだけでも遊び心があって楽しい。

15分という短い時間だったけれど、
葉山近代美術館の外を一周して、
絶景と言われているポイントにも行けて、
バスも間に合った。

次に来るときは展示も見たいし、カフェからの景色も見たいし、ショップものぞきたい。

葉山美術館「貝の道」展示ポスターの写真です。2018年9月2日まで
「絶景」というと、なんだか壮大なものを想像して
ちょっと身構えてしまうけれど。
葉山近代美術館の散策路が見せてくれた海と緑の風景は、
どちらかというと素朴。

派手さはないけれど、海と太陽のもつシンプルな美しさを
緑の中から楽しむことができた。

Caori
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■神奈川県立近代美術館
The Museum of Modern Art, Kamakura&Hayama

公式ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/


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