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Vol.95 Inuit coffee roaster (イヌイットコーヒーロースター)で、ハンドドリップセミナーに参加

コーヒーの甘い香りに浸り、私は平常心を保つ。
その豊かな苦みに、覚醒する。

摩訶不思議でエキゾチックな液体、コーヒーは
約500年以前から人びとの楽しみとして存在している。

癒しの香りと琥珀色の一滴に気持ちが落ち着く。
私は何故か遠くの緑に視線を移してしまう。

コーヒーには、サイフォン式・ドリップ式・水出しコーヒー・エスプレッソマシーン・・
と、国の特色や好みの違いで様々な味わい方、楽しみ方が存在するのは
ご存知だろうか。

その中でも一般的に普及したドリップ式によるスペシャルティーコーヒーの淹れ方を、
葉山の「Inuit coffee roaster(イヌイットコーヒーロースター)」の乾さんにレクチャーしていただいた。

Inuit coffee roaster(イヌイットコーヒーロースター)のハンドドリップセミナー

「美味しく淹れることも重要ですが、日々簡単に淹れられることも重要です。
シンプルに効果的なポイントに絞ってハンドドリップのコツをお教えします。」
と、inuit coffee roasterのオーナー、乾 智彦さんは仰る。

乾 智彦さんは、スペシャルティーコーヒーのパイオニア、堀口コーヒーの堀口俊英氏に師事。
6年間学んだ後、2017年6月に葉山に同店をオープンさせている。
発展途上国支援のNPO活動などの経験を通して、コーヒーによる社会貢献にも努めているのだ。

そんな乾さんの優しい物腰と話し方とともに、
かぐわしい焙煎の香りが店内に満ちる。何とも幸せな時間だ。

セミナーでは、あればうれしいハンドドリップツールを教えて頂いた。
より美味しいドリップコーヒーを求める方のために、私が学んだことを
共有させて頂こうと思う。

Inuit coffee roaster(イヌイットコーヒーロースター)のハンドドリップセミナー

○ドリップポット
ピンポイントでお湯を注ぐための口は細く、美しい。

○電子スケール
落ちた液体の分量を測る。粉に対して規定の分量かどうかを知るための道具。

○サーバー
完成したコーヒーがまんべんなく混ざり、均一な味をキープできるように。

ドリップコーヒーを淹れる際、大切なポイントも教えて頂いた。
忘れないように、しっかりメモしている。

Inuit coffee roaster(イヌイットコーヒーロースター)のハンドドリップセミナー

① コーヒーの粉と出来上がりの量を測り、的確な抽出を導く。
② 挽き方は中粗挽きで。粗挽きの方がえぐみや苦みが出ず、豆のポジティブな味わいが生まれる。
③ お湯は沸騰せず90℃前後に。沸騰したら別のポットに移し替える。湯冷ましが絶妙にデリケートな味わいを引き出すそう。
④ ドリッパーの粉の真ん中、500円玉くらいの大きさにお湯を落とす。
粉のふちには落とさない。
⑤ 30秒に50CC,二注ぎくらいの程よいスピードで落とす。
⑥ 不必要に長く落とすと雑味が混じるので、ドリッパーを外す。
⑦ サーバーでよくかき混ぜる。

こだわりのカップに注げば、正統な血筋のコーヒーが出来上がるのだ。

Inuit coffee roaster(イヌイットコーヒーロースター)のハンドドリップセミナー
Inuit coffee roaster(イヌイットコーヒーロースター)のハンドドリップセミナー

Inuit coffee roasterのペーパードリップコーヒーでは、
1穴のペーパーとドリッパーを使用している。

これまで自分は3穴のものをよく使用していたが、それよりも早く落ちる。
早くても濃く深いコーヒーが生まれるのは、スペシャルティーコーヒーの厳選された豆の純度と
深い焙煎のマッチングによるものだろうか。

そういえば、驚いたことに
夏場にアイスコーヒーが好まれる文化があるのは日本だけだそうだ。

コーヒーは本来ホットで飲まれる歴史があるため。
確かに、立ち上がる湯気とともに広がる香りは、ホットコーヒーならでは。

Inuit coffee roaster(イヌイットコーヒーロースター)のハンドドリップセミナー

乾さんが目指すコーヒーは、深煎りのコクとフルーティーな
酸味の絶妙なバランスである。
深煎りすると出る焦げた苦みも、焙煎機を工夫することでなくなる。
豊富な豆の選別知識と数限りないテイスティングが
豆本来のポテンシャルを最大限に引き出すのだ。

酷暑の続いた今年の夏だが、朝夕は少し肩をすくめる静かな空気が
流れるようになってきた。

私たちのヴィラ、The Canvas Hayama Parkの朝も
上質なコーヒーで迎えるのにぴったりだ。
備え付けのドリッパーでも淹れ方は同じ。
非日常の空間でいただくスペシャルティーコーヒーは、また格別ではないだろうか。

make your specialty coffee and special time..
Yoshifumi,

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